行ってきました!今年2回目の富士登山。
山小屋の開いている富士登山シーズンは8月一杯で終了ですが、9月に入っても毎週登頂している友人が声を掛けてくれたので、遠慮なく。
この友人、富士登山の時は僕の隊長なんですが、隊長が一人で行くと登り2時間強で下り1時間弱と聞き、昨年の初挑戦・今年の2回目と2回とも隊長の子供に合わせてゆっくり上っていた自分が、果たしてどの位で上れるのかとても興味がありました。
何といっても、これまでは深夜出発で途中軽く眠るとはいえ2回とも10時間前後。それがどの位になるのか?そして高山病は大丈夫なのか?ホントにドキドキ、ちょっとワクワク(笑)です。
そして、隊長が設定したのは、隊長が毎週山頂に行く理由になるほどハマっている山頂からみる夕日を見るために12:00頃家を出発、5合目を13:30に登り始めれば17:30頃の日没に間に合うだろうという行程。
ところが、この日曜日の僕は立て込んでる仕事を進めるために午前中仕事をし、ギリギリまで登山自体を迷っていた為、結局家から出発できたのが13:30。そのままシフトして五合目を登り始めたのが15:00。
そしてやっと登り始めたと思ったら五合目から六合目で結構辛い。六合目についた時点で「やばいかな?」と言う想いが頭をよぎる。とは言え、行けるところまで行くのが今日の目的なのでリタイアするのはいつでもできる、と自分を励ましながらそのまま七合目に向かう。
と、登り始めたものの、ますます足があがらない、息苦しさや頭痛の高山病の症状はないのに妙にしんどい。止めようか?帰ろうか?という思考が頭の中でグルグル回る。後で振り返れば七合目までのこの間、わずか50分ほど。この時は永遠にも感じました。
そして実際、しんどいのは本当なんだけど登っていく中で起こった意識の変化から大切なことに気付きました。
15:50分頃になんとか七合目を超えて七合半・八合目になってくると、今度は意識が山頂に向き始めたんです。しんどい状態の中でも、山頂に着いたら、誰にメールしよう?とか、早く山頂でおにぎり食べたい。とか、夕日が山頂で見られるだろうか?などなど、山頂でする事に意識が向き始めます。そうすると、しんどさの中にもワクワク感や楽しさが湧いてくるのが判りました。
確かに七合目までの苦しさは嘘ではないけれど、その状態の時に登頂に成功した自分をイメージできるかどうか?が行動を継続するためのとても大きな要素になることに改めて気づかされました。
そんなことを想いながら、時折顔を上げたり、空を見上げると目に入るのは模様が常に変化し続ける雲の様子や、地上から見るのと全然違う月の色。見るたびその素晴らしさに感激。
霧はなく澄み切った空気の中で見える景色が段々と夕景になってきましたが、出発が遅かったので残念ながら僕らはまだ九合半の辺り。夕日に染まる雲の色は、きっと山頂からの方が壮大に綺麗に見えたことでしょう。隊長、出発が遅くなってゴメン。
そして、途中時々立ち止まり、息を整えながら18:30、何とか山頂に到着。五合目からの所要時間は、自分としては大満足の3時間半。しかも、登頂さえ大丈夫かな?という想いの中で登り切った感覚は、最高♪
さらに、着いたときは霧に包まれていた山頂も展望台に向かって歩いてみるとモーゼの十戒のように霧が晴れ、展望台からはうっすらと明るい西の空と地上の我が町富士市と富士宮市の夜景が見えました。
半月の月明かりに照らされた山頂は、寒かったけど笑顔が止まりませんでした!もちろん、記念撮影も満面の笑み(笑)
下りは左膝に多少違和感を覚えながらも約2時間で五合目まで下山。とにかく何だか爽快な気持ちでした。
ちなみに、今の時期は六合目からの登り口と山頂からの下り口にこんな標識が出ています。
念の為、今の時期は天候もますます変わりやすいですし、山小屋も開いていません。登山道の整備も万全ではありませんから、初心者の方だけで登るのは絶対に止めてください。
隊長!お世話になりました。ありがとう!
富士山も素敵な体験と素晴らしい景色をありがとう(^^)/
うらさん 再度富士山登頂 おめでとうございました!
やはり 成功イメージを具体的にもつ事って大事なんですね~。
しかし直前まで仕事で 富士登山 お疲れ様でした。
隊長 毎週登頂ーってのもすごいですよね。びっくりです。
由美子さん、こんばんは!
ありがとうございます、無事山頂まで辿り着きましたよ。
成功したイメージは本当に大切だとつくづく実感しました(^^)
隊長は、本当にタフな奴です。夕日に染まる空と雲の色にハマって登り続けていたみたい。一人なら登って下りて3時間半くらいですから、ちょうどいい散歩くらいなんでしょうね。って書いてみてもやっぱり凄い(笑)
でも、ホントにあの月の色は素晴らしかったなぁ。