4月 032009
 

この本に出会ったのは何年前だろう?
2年くらい前だろうか?
自分の小さな「箱」から脱出する方法_アップ
amazonのレビューと表紙の色に惹かれて購入した、と思う。
手元に来てすぐに鮮やかな表紙を開いてワクワクしながら読んでみた。
ほぉ!・・・なるほど。・・・うん?・・・へぇー!
そんな感じで、本を読みながら思わず普段は出ない声がでていた。
良く判る・・・判る気はする。だけど、いまひとつ良く判らない所がある(笑)そんな感じ。
時々「ん?」と思ってはページを戻って読み返す。それを何度か繰り返してやっと一回目を読み終えた。


自分の小さな「箱」から脱出する方法
そう、一回目と言うからには、その後すぐに何回か読み返している。
一回目に読んだ時は、判ったつもりになったのに本を閉じた後で考えると、上手に自分の場合に置き換えることが出来なくて、その判らないモヤモヤしたものを何とか自分の中に落とし込みたくて、納得したくて3回目、4回目と該当する個所を中心に、立って読み、座って読み、本の中の会話を真似て音読したりしながら読み返してみた。
やっと、なんとなく自分に落ちてきたのは多分5~6回目。もちろん、その後も何度か読み返している。
この本を読んで何が一番変わっただろう?
おそらく、人との関わりの中で生きていくことがとても楽になったんじゃないか?と思う。
だからといって、コミュニケーションのテクニックを伝える本ではない。人とのコミュニケーションが上手になったと言うよりも、自分が楽に生きる方法?考え方?を教えてくれた、と表現した方がしっくりくる。だけど!だけど、まだまだ全然、本に書いてある内容を全部実践出来ている、と言うわけではない。でも心の中はあきらかに読む前とは変わっている。正確には全部を常に実践することは出来ないのだと思う。
人を責めない、自分に正直に生きる、そんな考え方の元になるエッセンスがエピソード風に上手に盛り込まれている。
金森重樹氏の監修で訳されているこの本は、日本語としてこなれている文章ではないけれど、原文のニュアンスを上手に訳しているのではないか?と言う感触を持った。僕には逆に好印象でした。
身内や友人にも何冊かプレゼントした。
反応は色々、身内は率直な感想をくれた。自分としては触れてもらう機会を作れるだけで充分だと思っている。中身は取っつきにくいと思う人が多いかも知れないけれど、カバーが綺麗なので贈り物には悪くない。
その後、70冊以上を読んでいると思うけど、未だに僕のお薦めNo.1。
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自分の小さな「箱」から脱出する方法


  2 Responses to “自分の小さな「箱」から脱出する方法”

  1. はじめまして。
    富士市のランチのおいしいお店を探していてこのブログにたどり着きました。私も自己啓発本をたくさん読んでいるのですが、その中でもこの本が一番好きです。なんというか、他の本に書いてあることと一味違いますよね。自分がなぜ嫌な気持ち、行動をとってしまうのかについての自己分析の仕方がここまで明確に書いてある本はないと思っています。そして生きることがラクになる本ですよね。
    「箱」から出たままでいられる方法についてもう少し詳しく実践的だとありがたいのですけどね。。。
    アービンジャーのセミナーも受けたいのですがお高いのでそちらは行ってません。。お金をためても行ってみたいと思ってます。
    あと、パーソナルモチベータのご紹介もありがとうございました。こちらも大変興味ありです。
    同じ富士市に同じような方がいらっしゃってウレシイです!(^o^)! ありがとうございました。

  2. tatakussさん、コメントありがとうございます。
    箱の本、面白いですよね。僕は本当に友人達に配りまくってます。反応は様々ですけど(笑)
    僕も箱ファシリテーターには興味アリですが、ちょっと今のところ手が出ません。いつかは参加したいですね。
    パーソナルモチベーターも、マスターコースは少々値が張りますが、コミュニケーション講座だけでも参加する価値はあります。近々では10月4日の講座が5時間のロングバージョン、尚かつ講師の森下さんの新刊「自分の居場所の作り方」購入で、受講料半額ですからオススメ・・・ってコメントであまり勧めない方が良いかな(^^;
    まぁ東京までの交通費も掛かりますし・・・興味とお財布に余裕があれば、やっぱりオススメです(笑)
    ちなみに、その新刊「自分の居場所の作り方」も自信を持ってお薦めできます。
    あぁ、なんか押し売りっぽくてゴメンなさい。
    これに懲りずまた寄って下さい。

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